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天空の工務店が天空の銘木屋に行った話。 東広島市、三原市工務店ブログ
投稿日:2022.02.17 一覧に戻る
東広島市や三原市、世羅町、竹原市、 尾道市、三次市などで 家づくりをさせて頂いている樹創家。 その樹創家の家づくりの中で 結構気に入って頂いているのが 桧の一枚板で作るテレビカウンター。 太くて 長い桧なら お金を出せば手に入る。 樹創家が欲するのは 太くて 長くて 出来れば曲がってて 節だらけの桧。 通称『ボコボコ』 これはそう簡単には手に入らない。 10年くらい前は 在庫せずとも 欲しい時に材木屋さんにお願いすれば 入手出来ていました。 写真を撮って、お客さんに板を選んで貰ってた 時期もあります。 その後、手に入りずらい時期を経験した教訓で、 市場に出た時には買っておく。 在庫しておく。 そういう戦略に変わりました。 が、時が経ち。 最近は市場にすら出てこなくなりました。 買えない。 お施主様の家に採用する。 単純計算です。 そう、もう在庫は減る一方。 実は、もう無い…。(内緒) 材木問屋さんに声を掛けて 全国を探してもらいましたが 無い…。 無いじゃ済まされない! その中の1社が奈良にあります。 実は樹創家のカウンターは 全てここから買っています。 彼にも声かけしていましたが 「やっぱ、無いですわ。┓( ̄∇ ̄;)┏」と…。 諦めて矢先、連絡がありました。 徳「竹岡さん、まとめて手に入れました。」 樹「マジで!?じゃぁ、写メで送って!」 徳「いや、もう圧巻ですよ。一度見に来て下さいよ。」と言うことで 遠路はるばる、奈良の山奥に行ってきました。奈良の徳田銘木。 下界は晴れ澄み渡っているのに 山の奥の奥の奥の方にあるここは 雪景色。 何処かで見た風景ですね。
【※昨日の樹創家事務所からの風景】 天空の工務店が 天空の銘木屋さんに 行った話。 山の奥の奥の奥の方にある ドデカい倉庫に連れて行かれ 見せられたのがこれ!
徳「(集めるの)苦労しましたよ。( ̄ー+ ̄)ニヤリ」 人間の目ほどいい加減で 都合良い物は無く これだけ圧巻が並ぶと 細くて 短くしか見えない。(笑) 見慣れた我々でも…。
ですが、樹齢は250年300年もので 幅は500以上、長さは4メートル以上。 まぁ、もうどれを選ぼうか?悩むくらいの 逸品だらけ。 樹「じゃぁ、これとこれと・・(と選ぶ振り)」 徳「竹岡さん!(-∧-;)」 はいはい。牛の一頭買いならぬ 桧の山買いですね。 もう10年以上付き合ってる彼が 信頼して探し集めてくれた桧です。 もちろん、全部、購入しました。( ˙-˙ ) これでしばらくは大丈夫です! 他の倉庫も見せてもらいました。
実は彼らも在庫(考えられないくらいの量)を抱える商売。 回収サイクルが非常に長い商売をしています。 因みに、これも桧の柱。
右はよく見る色だと思いますが 左の柱は『錆丸太(さびまるた)』と言う 桧を湿気の多い頃に切って、 カビさせて付けた模様だそうです。 昔の人の経験と智恵は凄いです。 徳「今度は夏来て下さいね。」と 最高の笑顔で言ってくれたのですが 樹「お、おぅ…。」が精一杯。(笑) ですが、こういう全国の仲間に助けられて 家づくりが出来ていることを改めて実感した日でした。 樹創家は小さな田舎の会社ですが 全国のネットワークがかなり多い会社です。 ありがとう!
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