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国の基準のない気密測定 C値 東広島市、三原市工務店ブログ
投稿日:2022.06.14 一覧に戻る
気密測定。C値。 家の隙間がどれくらいあるのか?を 測定すること。 一般的にC値が1を切れば気密住宅と言われます。 まぁ、隙間は少ない方が良いんだけど ただ、それ目的になって仕様を決めるのは 本末転倒。 どういうことか??一般的に、発砲系の断熱材を使用すると 気密(C値)は良くなります。 (一般的な工法と比べると) ただ、どんなに頑張っても 窓の種類によっては この数値が良い方向に動かないことが多い。 「C値を良くするぞ!」と意気込めば 自ずと窓の種類に制限がかかる。 数値は良くなるが、住みづらい家になる。 本末転倒。 なんでもそうだけど、程よいのが良い。 樹創家は程よい家が良いと考えています。 今回の数値は 39/104.24=0.37 小数点第二位は四捨五入ですので 今回のC値の表記は0.4となります。 ですが、 0.35は0.4 0.34は0.3 数値が0.01違うだけで 表記が0.1変わる。 だったら私は敢えて0.37と表記したいです。 そもそも国の基準のないC値を語るのは 如何なものか?と思いますが いつも言うように、床断熱で 引き違い窓の多い今回のお宅で この数値を出してくれる樹創家の大工さんは 凄いです。(感謝)
ほとんどの会社さんが 「C値1.0を下回ることを当社の努力目標としています」となるのは 上記の理由に寄ります。
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