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覚えておいて損のない畳の話① 東広島市、三原市工務店ブログ
投稿日:2022.12.21 一覧に戻る
間取り作成する前に ヒアリングをするのですが その時に 「和室は要りますか?」と聞きます。 「要る。」と答える人もいれば 「要りません。」と答える方もいる。 「和室は要らないけど、畳スペースは欲しいんです。」と 答える方もいる。「ではどれくらいの広さが要りますか?」と聞けば 「4畳半は欲しい。」 「6畳欲しい。」 「畳2~3枚あれば。」 たぶん、今お住まいの部屋で 畳の数を数えて 4畳半とか6畳とか言われてるんだと思います。 なので、ここで注意点を。 “畳”と一口で言っても、4種類あるのはご存じですか? と言うことは、同じ畳1枚(1畳)でも 大きさは4種類ある。 畳の大きさの違いは地域によって異なるので 地元の方が地元で建てる場合は たぶん大丈夫ですが 他府県に及ぶ場合は注意が必要です。 建てた後「思ったより広かった。狭かった。」と ならないためには、畳1枚の大きさを測っておくと 良いでしょう。 もう一つ。 畳の材質は主に2種類。 い草と和紙。 最近の流れは間違いなく和紙ですね。 唯一のネックは、畳の香りがしないことくらいかな? 更に1つ。 畳の色もたくさんあります。 樹創家の場合、取り扱い色は13色。(和紙畳の場合)
最後に。 最近流行りの縁なし畳。 “琉球畳”と皆さんが言ってる物です。 畳は、角が4つで1枚と数えます。 普通の畳(1畳タイプ)の場合 6畳で必要な枚数は6枚。 琉球畳だと12枚、それぞれ必要。 普通の畳よりも琉球畳の方が 値段が高いので、結果 琉球畳にしたら高くなるということです。 確かに琉球畳にすると 今時、今っぽいかな、と感じますが 住み始めて将来 畳の表面をやり直すとき(表替え、と言う) また同じ割合での負担差が出る事は 覚えておいて損は無いと思います。
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