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捨てればゴミ、活かせば華 その2 東広島市、三原市工務店ブログ
投稿日:2022.12.7 一覧に戻る
昨日のブルーシートの話。 我々がやってきたことは 間違いなくSDGs! 他にもあるわけです。 例えば、木材。 棟上げや工事中に 木の端や残り(端材)が出ます。 仕方が無いこと。 それを捨てればゴミになる。 お施主様の大事なお金で買った材料を お施主様の大事なお金で捨てる…。 凄い業界です。 樹創家は棚板にしたり ニッチのカウンターに採用したりしますが、 中には中途半端に長い端材が出ます。 コレの扱いが1番の懸案でした。 切ってるから返品は出来ないし 短く切って使うには惜しい…。 貧乏性の末期です。 「次(の現場で)使えば良いじゃん!」 ごもっとも! 我々もそうしてきました。 しかし、その次の現場でも端材が出るんです。(笑) 一歩下がって二歩進むです。 そうすると、あら不思議。 山になるんです~。(笑) その後、エイジング加工したり古材風に仕上げたり だんだんアイデアが出てくるようになり 今では私達にとって大事な宝の山になってきました。 その1つの作品がコレ。厚みも幅も違う樹種も違う板を 何枚も何枚も パッチワーク風に貼るのです。 慣れた大工さんと樹創家と 2人がかりで丸1日。 が! 出来たときの凹凸感は秀逸! 既製品に無い暖かさがあります。 そのためには下地作業があります。 料理で言う下拵え。
一枚一枚、紙やすりで擦る作業。 これが大事。 面積の1.5倍以上の木材を 現場に持ち込み 一枚一枚吟味して貼る。 同じ材料でも、木の縮みなどで幅が変わってくるので 横張りする時には注意が必要。 でも出来上がったときは秀逸!('-^*)b 捨てればゴミ、活かせば華。
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